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日記

心療内科とは

精神的なことが原因で、「頭痛」「肩こり」「めまい」「動悸」「息切れ」などの症状を起こしたことがある人がいると思います。 人間の心と体は関係があり、精神的なストレスは体に大きく影響します。 このような関係を「心身相関」といいます。 日本で初めて心療内科が開設されたのは、1963年九州大学医学部付属病院です。 1996年には法令で定められた標榜科名となりました。 それ以降、心療内科という名前は一般の人にも浸透してきていると思います。 心療内科を受診する人は、「精神科に行くほどではないが、心の病気を治療するところ」と思われているかもしれません。 しかし、間違いです。 心療内科は、内科を基本として治療します。 ですから、対象となる疾患は、精神疾患ではありません。 心療内科で行うことは、内科としての診察を行い、食事や運動などの生活指導も行い、必要な場合は薬物療法を行います。 それでも解決できないときにいろいろな「心理療法」を行います。...

心療内科で診る病気

心療内科は、主に心身症が対象です。 心身症とは、「自分の精神状態」「物事のとらえ方」「人間関係」などの影響で、体にいろいろな症状が現れた状態のことです。 心身症によっておこる疾患は、「胃潰瘍」「高血圧」「過敏性腸症候群」「気管支喘息」「慢性頭痛」「慢性疼痛」「摂食障害」「アトピー性皮膚炎」「自律神経失調症」などです。 ただし、はっきりとした原因がある場合は、心身症ではありません。 例えば、「ピロリ菌感染による胃潰瘍」「塩分取りすぎや肥満による高血圧」などのときです。 この場合は、内科的な治療を行います。 しかし、内科的治療で症状が改善されない場合は、心療内科で心理療法を行います。 心理療法には、いくつかの療法があります。 <面接療法> 医師がよく話を聞くこと「傾聴、受容、共感」を基本とした心理療法です。 話をすることで、本人が自ら自分の抱えている問題に気づくことができ、それを自ら解決できるように医師が手助けをします。 <自律訓練法> 座ったり寝転んだ状態で「気持ちが落ち着いている」「心臓が規則正しく打っている」などを心の中で繰り返して、心身ともに緊張をほぐすことを目的とした療法です。 <行動療法> 望ましいと思える行動を増やすことを目標とする療法です。 「系統的脱感作法」・・・緊張を強いられるようなことを想像して慣れること目的としています。 「オペラント技法」・・・自発的な行動を促します。 他には「交流分析」「絶食療法」「内観療法」「精神分析的治療法」などの種類があり、状態によって使い分けをします。...

他の診療科との関係

心療内科と精神科、神経内科の違いや関係について、一般の人はわかりづらいと思います。 精神科が対象となる主な疾患は、「統合失調症」「躁うつ病」です。 「統合失調症」とは、本人以外は理解できない妄想や幻覚が現れます。 精神科と心療内科の間の疾患は、「うつ病」「不安障害」です。 心療内科で治療できる範囲の「人格障害」も精神科と心療内科の間になります。 「人格障害」とは、行動や物事のとらえ方が、周りの人からみて大きく偏っていて、そのことによって本人も周りの人も苦痛を感じる状態のことです。 神経内科が対象となる主な疾患は、「脳卒中」「パーキンソン病」「多発性硬化症」「手足や顔の麻痺」などです。 神経に異常が起こり発症します。 神経内科と心療内科の間の疾患は、「緊張型頭痛」や「偏頭痛」、「書痙」、「斜痙」などです。 「書痙」とは、文字を書くときに手が震えたりする症状です。 「斜痙」とは、筋肉の緊張などが原因で頭が傾いた状態のことです。 精神科と神経内科の間の疾患は、「認知症」や「てんかん」などです。 また、精神科と神経内科と心療内科の3つに関係する疾患は、「転換性障害」があります。 「転換性障害」とは、心理的なことにより麻痺や痙攣などが起こることです。 がん治療では、積極的に痛みを解消したり、心身面でのケアなどが注目されています。 痛みの治療に関しては、麻酔科が行います。 しかし、精神障害のうつなどの対処は、心療内科が行います。 譫妄や幻覚などは、精神科が行います。...

心療内科の専門性

もともと、心療内科医とは、「心理療法ができる内科医」として専門性をいかせる医師のことです。 内科医の訓練を受けた上で、心療内科で経験を積んだ医師になります。 しかし、現在の自由標榜制では、専門性を得ていなくても心療内科を診療科名にすることはできてしまいます。 そのため、一般の人には医師の専門性は判断しづらいのです。 ただし、判断するための1つ目安になるものがあります。 医師が日本心身医学会の「認定医」の資格があるかどうかです。 そして、心療内科を受診する人の多くは、「自分の感情」や「自分の体の感覚」についての「気づき」が不足しています。 心療内科では、このような状態を「失感情症」「失体感症」といいます。 そこで心療内科医は、手助けとして本人が気づいていない病気の背景や内面的な問題に気づけるようにします。 本人が、自分の病気をどう思っているかなど十分に聞き取りをします。 病気の状態や心身の両面から科学的に把握していきます。 そのためにも、初診がとても大切です。...

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